Yellow Fade Techniqueと動的通知の抽象化

Webの動的UIの表現方法で、Yellow Fadeというテクニックがあることを初めて知った。
http://www.37signals.com/svn/archives/000558.php

Ajaxとか使っていちいちページが遷移しないタイプのWebアプリで、変更があったところをちょっとの間だけ黄色く表示して見せ、徐々に元に戻すのだとか。こういう言い方をするとなんだけど、画面を見る人のための配慮ってやっぱりすごい。

yellow fadeの実装方法はいろいろあるのだと思うけど、prototype.jsを使った実装が紹介されていた。
http://blog.shebang.jp/archives/50259919.html
変化のあったところ、そして意味がある変更なのだから、画面を見ているかいないに関わらずその場所がわかると便利だろう。つまり「黄色く表示」じゃなくて「変化を通知」とすればいいのだ。bタグじゃなくてstrongを使いましょうというのと同じ。もしyellow fadeが何かの関数で実行されるようにしてあったら、それにSRや音声ブラウザへの通知をフックしてやるとうれしいかもしれない。動的表現の標準化も必要なんじゃないかな。

おそらくYFTってよくある手法なのだと思う。そういうちょっとした画面への配慮ってたくさんあって、きっと私はほとんど知らない。たとえばサイドバーなんかに半分くらい表示されている記事タイトルにマウスを持って行くと(title属性で)時刻が表示されたりとか。こういうのももしかすると存在を知っていたら便利なこともあるだろうと思う。そういうのどこかにまとまってたりしないだろうか。