冷却ファン追加

以前購入したファンレスPC、その後気温上昇につれてHDDで計測される温度が上昇し、HDDと丈夫アルミ筐体の間にアルミ材を入れて放熱を強化したことを書いた。
しかし、その後やはり室内温度は上昇し、それにつれてHDD温度は常時55度を示すようになってしまった。
そこで、本日結局シグマAPOのLT3FBというノートPC冷却代を購入してきてしまった。ビックのポイント利用で2千円くらい。
元々、ファンレスで、CPU熱をヒートパイプで左右のヒートシンクに流すというおもしろい構成と形とスペックによって選んだHM-CL100だったが、今回の冷却台設置により「ファンレス」という特徴はなくなってしまったことになる。このベアボーンケース、3.5インチHDD搭載可能ということになっているが、本来は2.5インチで使うのが現実的なのかもしれない。
さて、冷却台の効果のほどはというと、通常動作時のHDD温度は49度(エアコンなし状態)まで下がった。さらに本体下部から風を吹き付けてアルミ筐体を冷やし、左右のヒートシンクにも風が当たっているために、筐体をさわったときの体感温度はずいぶん下がっていると思う。気になるファンの音はスペック上23DB、気にならない訳でもないが、許容範囲というところである。三つのファンでうなりが生じたりもせず、うたい文句通りそれなりに静かに冷やしてくれている。うん、これで大丈夫だ。冬場はファンレスにできるし、いいではないか。