GMailの表示が変わった

アクセシビリティ

しばらくぶりにGMailにログインしてみたら、表示される内容が若干変わっていた。
まず、トップに近いところに「スクリーンリーダーをお使いの方は簡易HTML表示に切り替えると使いやすくなります」との表示。また、「設定」とかが確か以前はリンクになってなかったと思うのだけど、ちゃんとリンクとして認識されている。
それから、メール一覧がテーブルとして表現されるようになった。以前は構造がとらえられなかったから、進歩なのかもしれない。
さて、この簡易HTML表示については以前からあった。最近の高機能なブラウザでないもので表示するための裏道的な感じなので、表のGMailに比べて使いやすさへの配慮が十分とはいえない気がする。スクリーンリーダー利用者からすると、特にメールリストのアイテムと操作部といった移動がありがたくない。簡易HTML表示にアクセシビリティ確保の役割も持たせるのであれば、

  • アクセスキーの提供
  • 移動の手がかりになる見出しといった構造の提供

とかはほしいところ。
ともかく、これまでは簡易表示に切り替える操作そのものがマウス操作を必要としたことを考えると一歩前進を評価したいと思う。