PCがやってきた

http://d.hatena.ne.jp/inopie/20060219/1140356897
で書いたファンレスのPC(デザインテクニカHM-CL100HDD + 512MBメモリ+Maxtor 6L120P0 3.5インチHDD)が昨日やってきた。
早速HDDを取り出して別のDebianマシンに接続し、Debian環境を構築、無事本体に戻して起動できた。この課程は若干はまったところもあったので後で自分のウェブに書いておこうと思う。
→書きました: http://www.argv.org/~inoue/debian/debian-debootstrap.html
結果として、音はかなり静かなサーバマシンになった。HDDの回転音はするが机の下に置いていても全く気にならない。速度もまずまずで、インストールにも使ったPentium III/600MHzのマシンに比べてコンソールで利用しているときの体感速度は速い。もっとも、新PCはHDDがUltra ATA/133、比較対象はUltra ATA/66なのでその辺の違いかもしれないが。ちなみにbogomips値は1982.46、比べてはかわいそうだが玄箱の約10倍だった。
一つ気になるのは発熱。この筐体には左右に廃熱部があり、本体中心部からヒートパイプで熱を左右に伝える構造になっている。なので、左右の放熱部はそれなりに熱くなる。たとえばrsyncで元のファイルサーバからファイルを転送しているだけで、1時間とかすると手でずっと触っているには若干熱すぎる感じになる。気になって本体のふたを開けて内部を触ってみると、CPUの真上にある3.5インチHDDはかなり熱くなっている。HDDには直接の冷却機構がなく、真上にスリットがある程度である。夏場とか大丈夫かな、とちょっと心配になる。